「結婚式には、マツエクとまつ毛パーマどっちがおすすめ?」
「ブライダル用のマツエクやまつ毛パーマで、注意点はある?」
「どちらもあまり経験がないから、失敗しないか不安…」
結婚式のために“マツエク”と“まつ毛パーマ”どちらの施術を受けようか、お悩みの花嫁さんは多いかと思います。
もちろん個人差はあるものの、結婚式でおすすめなのは、どちらかといえばまつ毛パーマよりもマツエクです。
本記事では、結婚式にマツエクがおすすめな理由と、ブライダル用のマツエクやまつ毛パーマの施術を受けるために必要な準備について解説していきます。
なお、本記事を執筆しているのは実際にアイラッシュサロンで働いていた元アイリストです。
実際に花嫁さんをカウンセリングしてきた経験をもとに記事を執筆していますので、結婚式を控えている方はぜひ参考になさってください。
結婚式には「まつ毛パーマ」より「マツエク」がおすすめ
結婚式用のまつ毛のメイクには、主に以下3つの選択肢があります。
- ビューラー+マスカラ
- まつ毛パーマ+マスカラ
- マツエク
日常的にマツエクやまつ毛パーマの施術を受けている方の場合、結婚式でもいつも通りにマツエクやまつ毛パーマの施術を受ける方がほとんどです。
一方、普段アイラッシュサロンに行く習慣のない花嫁さんの場合、結婚式のために慣れないマツエクやまつ毛パーマを検討されるケースも多いです。
とはいえ、マツエクやまつ毛パーマの経験がほとんどない方の場合、どちらの施術を受ければいのか悩んでしまいますよね。
結論から言ってしまうと、結婚式には「まつ毛パーマ」よりも「マツエク」がおすすめです。
普段はまつ毛パーマ派の方も、結婚式の時だけはマツエクに変えるケースもあります!
その理由は、以下の3点です。
- 写真映えするボリュームが出る
- デザインのバリエーションが豊富
- 泣いてもマスカラがにじまない
なぜ結婚式にはマツエクがおすすめなのか、もう少し詳しく解説していきます。
おすすめポイントその1.「写真に映えるボリュームが出る」
結婚式にマツエクがおすすめな理由の1つ目は、自まつ毛では出せないボリューム感で写真映えすることです。
結婚式では花嫁さん自身が主役となり、写真を撮られるタイミングがたくさんあります。
そんなとき、参列者もパーティー用のしっかりメイクをしてくるため、いつものナチュラルメイクでは花嫁さんが目立たない場合もあります。
そのため、普段よりも少し濃い目のアイメイクにしたほうが写真に映えます。
マツエクは、自まつ毛にはない長さや太さを人工毛によって演出できるため、ある程度の華やかさが求められるブライダルメイクと相性バツグンです。
一方、まつ毛パーマは自まつ毛を活かすメイクのため、マスカラを塗ってもマツエクほどの長さやボリューム感は出すことができません。
おすすめポイントその2.「デザインのバリエーションが豊富」
マツエクが結婚式におすすめな理由の2つ目は、デザインを自由自在に変更できることです。
マツエクは、お好きな長さ、太さ、カールを組み合わせることができます。また「セクシー」「キュート」といった目元の印象を変化させることができます。
会場やドレスの雰囲気に合わせて、マツエクのデザインを合わせることもできます。
例えば、高級ホテルの会場で大人っぽいマーメイドドレスをお召になる場合は「セクシー」、森の中のチャペルで可愛らしいプリンセスドレスをお召しになる場合は「キュート」など、マツエクのデザインによって結婚式の世界観をより一層高めることができます。
一生に一度の結婚式ですから、それくらい細部までこだわって、自分自身の気分を高めるのもいいですよね。
おすすめポイントその3.「泣いてもマスカラがにじまない」
結婚式にマツエクがおすすめな理由の3つ目は、泣いても笑ってもパンダ目になることがないことです。
結婚式ではたくさんの感動や笑いが起こるため、マスカラの場合は涙やまばたきで下まぶたがパンダ目になってしまうことがあります。
だからといって、アイメイクの崩れを気にして感情を抑えるのは難しいですよね。
マツエクは水で濡れても取れることがないので、どれだけ泣いても笑っても、崩れることがありません。
下まつ毛にもマツエクは装着可能なので、下まつ毛のマスカラのにじみが心配な方は、下まつ毛のマツエクもおすすめです。
このように、パンダ目を気にせず思い切り泣いたり笑ったりできるのが、マツエクの魅力です。
それに対しまつ毛パーマは、ボリュームや長さを出すためにマスカラを塗る必要があるので、涙で崩れてしまう可能性があります。
結婚式でマツエクをつけるときの準備やスケジュール
普段からマツエクの施術を受けている方であれば、スケジュールについて行きつけのアイラッシュサロンに相談し、当日に向けて準備をしていくようにしましょう。
とはいえ、アイラッシュサロンに行ったことがない方や、たまにしか行かない方の場合、どのように準備を進めればいいのか分からないかと思います。
また、普段づかいのマツエクとブライダル用のマツエクは少しポイントが変わってきますから、その点も注意が必要です。
そこで、結婚式用のマツエクをつけるうえで事前に把握しておくべきことをお伝えします。
評判の良いアイラッシュサロンを探す
まずは、アイラッシュサロンを探すことから始めます。予約サイトなどを利用して、アイラッシュサロンを探しましょう。
ただし、アイラッシュサロンによって取り扱っているメニューが異なるのはもちろん、技術力もピンキリですので注意が必要です。
アイラッシュサロンを選ぶポイントはいくつかありますが、価格の安さだけに飛びつくのはおすすめできません。
とくに結婚式用の場合は、「丁寧にカウンセリングをしてくれるかどうか」「“すぐ取れた”等の悪い口コミがないか」といった評判を体験者の口コミから確認することが大切です。
マツエク初心者の方は事前に数回お試ししよう
マツエクを初めてつける方や、たまにしかつけない方の場合、本番用ギリギリで初めてマツエクをつけるのはおすすめできません。
数ヶ月前から来店し、最低でも本番前に1回~2回くらいはマツエクの施術を受けてみることをおすすめします。
というのも、マツエクには以下のようなリスクがあるためです。
- グルーアレルギーのリスク
- デザインが似合わないリスク
グルーアレルギーのリスク
マツエクのグルー(接着剤)に対して、ごくまれにアレルギー反応を起こす方がいらっしゃいます。
グルーのアレルギー反応が出た場合、まぶたが腫れたり赤くなったりするため、せっかくの結婚式にも支障が出てしまいます。
また、アイラッシュサロンごとに使用しているグルーが異なるため「サロンAでは大丈夫だったけど、サロンBではアレルギーが出た」というケースもあります。
そのため、結婚式直前に初めてマツエクをつけるのはもちろん、本番用のアイラッシュサロンだけ普段のアイラッシュサロンから変えたりするのは、少しリスキーです。
本番用のマツエクをつける前に、グルーアレルギーが起こらないかどうかお試しで施術を受けることをおすすめします。
デザインが似合わないリスク
マツエクは、太さ、長さ、カール、デザインが自由自在です。
そのため、初めてマツエクをつける方は「派手すぎた」「イメージと違った」というデザインの失敗が起こるケースがあります。
マツエクに長年通っている方であっても、最初のうちは「前回は長すぎたから、今回は少し短くしよう」といった微調整を施術ごとに繰り返して、お気に入りのデザインを見つけて今に至るのです。
ですから、本番用のマツエクを突然つけるのではなく、希望のデザインが見つかるように何度か施術を受けてみることをおすすめします。
何ヶ月前から何回くらい通えばいいの?
マツエクの持ちには個人差がありますが、およそ1ヶ月に1回くらいの周期で付け替えを行う場合が多いです。
そこから逆算し、本番前に2回試したい場合は2ヶ月前の来店、3回試したい場合は3ヶ月前の来店、といったようにスケジュールを組むと予定を管理しやすいでしょう。
マツエクの取り扱いに慣れる意味でも、できるだけ多めに試すのがおすすめです。
本番用のマツエクは前日~3日前の間につけよう
本番用のマツエクは、前日~3日前の間につけるのがおすすめです。
マツエクは、つけたてが一番キレイな状態で、毎日少しずつ劣化していくためです。
装着から日にちが経ってしまうと、マツエクが取れたり方向が乱れたりして、キレイな状態で結婚式当日を迎えられない可能性があります。
そのため、できるだけ本番と近い日程につけるようにしましょう。
フェイシャルエステとマツエクはどっちが先?
結婚式のために、お顔のブライダルエステやシェービングを受ける方もいらっしゃいます。
フェイシャルエステで使用する油分やスチーム等によってマツエクが劣化する可能性があるため、マツエクをつけた後にフェイシャルエステをするのは控えたほうがよいでしょう。
できるだけ自まつ毛を育てておこう
マツエクの装着本数や持ちは、自まつ毛の状態に大きく左右されます。
毎日ビューラーをしている方は、ビューラーの引っ張る力で自まつ毛が弱っている可能性があります。
そのため、マツエクをつける日まで自まつ毛を育てる“まつ育”を行うのがおすすめです。まつ育には、まつ毛美容液を使用します。
結婚式にはマツエクとまつ毛パーマどっち?まとめ
本記事では、結婚式におすすめなのはマツエクとまつ毛パーマどちらかを解説してきました。
結婚式におすすめなのは、まつ毛パーマよりもマツエクです。
マツエクに慣れていない方は、数ヶ月ほど早めにアイラッシュサロンに来店し、何回か施術を受けてみましょう。
また、自まつ毛の状態を良くするためにまつ毛美容液でケアすることも大切です。