マツエクを付けたら気になることといえば「お風呂の入り方」ですよね。
ですが、マツエクの施術当日の入浴時間や入浴方法については、アイラッシュサロンで簡単な説明がある程度で、具体的に教えてもらえる機会は意外と少ないものです。
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-3.jpg”]マツエク後のお風呂って、何時間後からいいんだっけ…[/say]
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-2.jpg”]お風呂の入り方で、なにか気をつけることはある?[/say]
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-4.jpg”]マツエク付けたばかりだけど、お風呂に入ったらどうなるの?[/say]
このように、マツエクを付けるとお風呂に関して様々な疑問が湧いてくるかと思います。
実際に私もアイラッシュサロンで働いていた時に、お風呂についてお客様からご質問を受ける機会が多くありました。
そこで本記事では、マツエクを付けた後のお風呂について詳しく解説していきます。
「お風呂ってどうすればいいの~?」と悩まれている方は、ぜひ本記事を参考になさってください。
マツエクを付けた当日のお風呂
マツエクを付けた後は、お風呂の入り方についていくつか注意点があります。
マツエク後のお風呂で気をつけることは、「マツエクを付けた当日の注意点」と、「マツエクを付けた翌日以降も気を付けたほうがいいこと」に大きく分けられます。
まずは、マツエクを付けた当日のお風呂で注意することを確認していきましょう。
マツエク当日のお風呂での注意点は、下記の3つです。
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- 施術後、5時間~6時間は乾かす
- 長風呂や半身浴をしない
- 夜遅い施術の場合は先にメイクを落とす
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それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
マツエクを付けてから5時間~6時間乾かす
一般的なマツエクのグルー(接着剤)は、表面が乾くまでに自然乾燥でおよそ5時間~6時間かかります。※内部まで完全硬化するのには、およそ24時間かかります。
グルーの表面が乾かないうちに水で濡らしてしまうと、下記のような問題が起こるケースがあります。
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- マツエクの持ちが悪くなる
- グルーが白くなる(白化現象)
- 目がしみたり充血したりする
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グルーの表面が乾く前にお風呂に入ると、グルーの硬化不良によってマツエクの持ちが悪くなる可能性があります。
また、未硬化のグルーに水分が触れると「白化現象」と呼ばれる化学反応が起こり、接着面が白くなってしまう場合があります。
ほかにも、グルーが乾ききる前の洗顔や入浴によって、グルーが揮発中(乾いている途中)に出す刺激成分が微量に混ざった水が目に入る可能性があるため、目がしみたり充血したりする場合があります。
[say]これらのリスクを避けるためにも、マツエクの施術後は5時間~6時間しっかりと乾かしてからお風呂に入りましょう。[/say]
長風呂や半身浴をしない
マツエクを付けた当日は、グルーが内部まで完全硬化していません。お風呂のような高温多湿の環境に長時間いると、グルー内部の硬化に悪影響となる可能性があります。
マツエクの持ちが悪くなる可能性があるため、長風呂や半身浴は避けましょう。
マツエクを付けた当日の入浴は、シャワーなどでサッと済ませるのがおすすめです。
[memo title=”マツエクの持ちが悪くなる原因”]
マツエクの持ちは、お風呂だけでなく様々な要因によって変化します。
マツエクの持ちについて詳しくまとめられた記事もございますので、マツエクの持ちを良くしたい方はあわせてご覧ください。
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夜遅い場合は先にメイクを落としておく
お仕事帰りなど、夜遅い時間にマツエクを付ける場合もあるかと思います。しかし、グルー表面が乾く5時間~6時間後までお風呂を待つとなると、深夜の時間帯になってしまいますよね。
生活リズム的に深夜の入浴が難しい方の場合、入浴は翌朝にするのが無難です。
とはいえ、日中にしっかりメイクをして一日過ごした顔を、洗わずには寝られない方もいらっしゃるかと思います。
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-1.jpg”]お風呂は明日でもいいけど、せめて顔くらい洗ってから寝たい…[/say]
そんな方は、マツエクの施術を受ける前にメイクを落としておくことをおすすめします。
アイラッシュサロンには、施術前にメイクを落とすための拭き取りシートが常備されているケースが多く、お客様用の洗面台が用意されているアイラッシュサロンの場合は、しっかり洗顔までできる場合もあります。
ただし、アイラッシュサロンによってはメイク落としの用意がない場合もあります。不安な方は、ご自身で携帯用のメイク落としシートを持参いただくことをおすすめします。
[say]お仕事帰りなど夜遅い時間に施術を受ける時は、事前にメイクを落としておき、施術後に洗顔をせずに済むよう対策をしておきましょう。[/say]
[memo title=”マツエクに行く時の注意点”]
アイラッシュサロンに行く当日は、施術後のお風呂以外にも知っておくといいポイントがあります。
マツエクに行く時の注意点についてまとめた記事もありますので、マツエク当日のメイクやコンタクトのことなどついてもっと詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
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マツエク後すぐお風呂に入りたい場合
マツエクを付けたら、原則的にグルーの表面が乾くまでお風呂に入れません。
しかし、夜遅くマツエクを付けた方の中にも、一日の終りにお風呂に入らないと落ち着かない方もいらっしゃいますよね。
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-3.jpg”]どうしてもお風呂に入ってから寝たいんだけど…[/say]
そこで、すぐお風呂に入りたい場合の対処法をご紹介します。
【マツエク後すぐお風呂に入る方法その1.】ドレイヤーの冷風を当てる
5時間~6時間も待てない場合は、お風呂に入る前に風を当ててグルーの揮発を促すようにしましょう。
アイラッシュサロンでもマツエク専用のブロアー(目元に風を当てる道具)を使ってアイリストがマツエクを乾かしていますよね。
その代わりとなるのが、ご自宅にあるドライヤーです。
ドライヤーの冷風でマツエクを乾かすことで、グルーの揮発が自然乾燥よりも早まります。
ただし、温風を当てるとマツエクのカールがゆるむ可能性があるので、必ず冷風を当ててください。
【マツエク後すぐお風呂に入る方法その2.】目周り以外を拭き取る
グルー表面が乾く前にメイクを落とす際は、マツエクにクレンジング剤がつかないことが大切です。
そこで便利なのが「ふくだけコットン」をはじめとする拭き取りタイプのクレンジングシートです。
マツエクにクレンジングシートが付着しないように気をつける必要がありますが、お肌についたメイクをしっかり落とすことができます。
目周り以外のメイクは拭き取りシートで拭き取り、その後は顔に水をかけないようにしながら入浴すると良いでしょう。
【マツエク後すぐお風呂に入る方法その3.】髪を洗う時は顔を上向きにする
髪の洗い方にも、マツエクを水で濡らさないコツがあります。
顔にシャワーの水が流れてこないためには、美容室で髪を洗ってもらうときのように、顔を上向きにするのがおすすめです。
また、シャワーの水流があまり強いと顔まで流れてくる場合があるので、いつもより弱めの水流で洗い流すとよいでしょう。
【マツエク後すぐお風呂に入る方法その4.】ゴーグルを装着して入浴する
お風呂のお湯がマツエクにつかないための工夫として、水泳用のゴーグルの装着もおすすめです。
ゴーグルを装着して目元をガードしていれば、お湯がマツエクにつく可能性は少なくなります。
ただし、ゴーグルには頭まわりを一周するバンドがあるため、洗髪がしづらいかもしれません。バンドの位置をズラすなどの工夫が必要です。
【マツエク後すぐお風呂に入る方法その5.】シャンプーハットを装着する
個人的におすすめなのが、シャンプーパットです。
子供の頃に使っていた方も多いのではないしょうか?
シャンプーハットを使用すれば洗髪がきちんとできるうえ、顔に水が流れてこないので、マツエクが水で濡れる心配がありません。
目周り以外を拭き取りシートできれいにしたあと、シャンプーハット装着でお風呂に入るのがおすすめです。
[say]全身しっかり洗えて、かつ目周りの水濡れをガードできます![/say]
マツエクを付けた翌日以降のお風呂
次は、マツエクを付けた翌日以降も、入浴方法について気をつけたほうがいいポイントがあります。
マツエク装着中のお風呂で気を付けたほうがいいことは、下記の6点です。
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- オイルクレンジングを使用しない
- 顔に直接にシャワーを当てない
- 毛並みに沿ってやさしく洗う
- マツエクについた水分を乾かす
- ブラシやコームで毛並みを整える
- 美容液を塗ってまつ毛をケア
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それぞれについて、詳しく解説していきます。
オイルクレンジングを使用しない
一般的なマツエクのグルーは、油分との相性がとても悪いです。そのため、メイク落としにクレンジングオイルを使うと、グルーの劣化が早まりマツエクの持ちが悪くなります。
必ず、ジェルクレンジングなどオイルフリーのメイク落としを使うようにしましょう。
ただし「マツエク対応」「マツエクOK」などの表記があるクレンジングオイルでしたら、使用しても問題ありません。
顔に直接シャワーを当てない
シャワーの水圧によって、マツエクの持ちが悪くなったりバラついたりする場合があります。
そのため、シャワーを顔に直接当てるのはやめましょう。
入浴中に顔を洗い流す場合は、手のひらでシャワーのお湯を受け止めてからすすぐようにしましょう。
毛並みに沿ってやさしく洗う
マツエクは摩擦や衝撃に弱く、できるだけ触らないことが推奨されています。
とはいえ、洗顔をする際はどうしてもマツエクに触れる必要がありますよね。
洗顔やクレンジングの際は、マツエクの毛並みに沿ってやさしく洗い、摩擦や衝撃を最小限に抑えることが大切です。
くれぐれも、毛並みに逆らってゴシゴシこすったり、強い力で洗わないようにしましょう。
マツエクについた水分を乾かす
マツエクのグルーは、水に濡れている時間が長時間続くことで劣化が早まります。
そのため、マツエクについた水分はしっかりと乾かすことが大切です。
お風呂から出て顔をタオルで拭く時は、マツエクについている水分もやさしく拭き取ってあげましょう。
余力のある方は、ドライヤーの冷風を当てて水分を飛ばしてあげるとなお良いです。
ブラシやコームで毛並みを整える
お風呂に入ったあとのマツエクは、方向が乱れたり、水分によって束状になってしまう場合があります。
マツエクの美しさをキープするためには、スクリューブラシやコームで毛並みを整えてあげるとよいでしょう。
美容液を塗ってまつ毛をケア
お風呂から出たあとは、美容液を塗ってまつ毛をケアするのがおすすめです。
マツエクを付けていると、どうしても重さによってまつ毛に負担がかかります。美容液を塗ることで、まつ毛をいたわりながらマツエクを続けていくことができます。
また、まつ毛の根本にメイクや皮脂が付着していない状態のほうが美容液成分が浸透しやすいため、美容液を塗るタイミングとしてはお風呂に入った後の清潔な状態がおすすめです。
まとめ
本記事では、マツエク後のお風呂の入り方について詳しく解説してきました。
マツエクを付けたその日は、グルー表面が乾くまでお風呂は避ける必要があります。また、マツエクを付けた翌日以降も気をつけたいお風呂の入り方のポイントもご紹介しました。
お風呂の入り方に気をつけることで、マツエクの持ちがよくなるケースがあります。せっかく付けたマツエクを長く楽しむためにも、ぜひお風呂の入り方に気をつけてみてくださいね。