マツエクの持ちにクレンジング(メイク落とし)が及ぼす影響はとても大きいため、できるだけ正しい洗い方をすることが大切です。具体的には、クレンジングによるマツエクへの摩擦を減らすことポイントとなります。
もちろん、使用するクレンジング剤の選び方も大切ですが、どれだけ良いクレンジングを使用しても物理的な衝撃でマツエクは取れてしまうことがあります。
そこで本記事では、マツエク中の正しいクレンジング方法について詳しく解説していきます。マツエクを長持ちさせたい方は、ぜひメイク落としの参考になさってください。
マツエク中のクレンジングの正しい方法
マツエクは物理的な摩擦や衝撃は弱いため、クレンジングを雑に行なうとマツエクが外れてしまうことがあります。そのため、マツエク中のクレンジングはできるだけ丁寧に行なうことが大切です。
とくに、マツエクの上からアイシャドウやアイライナーといったアイメイクをしている場合、しっかりと目元をクレンジングするのは欠かすことのできない習慣ですよね。
そこで、できるたけマツエクを長持ちさせるためのクレンジングのコツや注意点をご紹介いたします。
クレンジング剤を指先で優しくなじませる
クレンジング剤でマツエクのついた目元を洗うときは、クレンジング剤を優しくなじませるようにしましょう。力を入れてゴシゴシ洗おうとすると、マツエクが外れる原因となります。
指先を丁寧に使い、ソフトタッチを第一に心がけてください。
横にこすらず毛並みに沿って洗う
クレンジングの際は、自まつ毛の毛並みに沿うよう指を縦方向に動かしましょう。横にこすると抵抗が大きくなるため、摩擦にや衝撃によってマツエクが外れやすくなります。
自まつ毛の根本側から毛先側にスライドさせるようにこすると、マツエクが外れにくく、メイクもしっかり落ちます。
綿棒やコットンは繊維の絡まりに注意
濃いメイクやインラインなどを落とすときに、綿棒やコットンを使用していた方も多いかもしれません。綿棒やコットンは細かい部分のメイク落としに便利ですが、マツエクを装着しているときは繊維の絡まりに注意が必要です。
マツエクの根本に綿棒やコットンが引っかかると、繊維が根本に残ってしまったり、引っかかった拍子にマツエクがポロッと外れる場合があります。
繊維の絡まりが心配な場合は、綿棒やコットンを使用せずに指先を上手に使って洗うほうがおすすめです。
シャワーの水圧を直接当てない
お風呂に入ったときにクレンジングを行う場合は、シャワーを直接お顔に当てないように注意してください。
シャワーの強い水圧がマツエクに触れると、マツエクの方向が大きく乱れる原因となります。手のひらで一度シャワーの水を受け止めてから、クレンジング剤を洗い流すようにしましょう。
なお、洗面台でクレンジング剤を洗い流す場合は水を手のひらですくってから洗い流すため、強い水圧がマツエクに加わる心配はありません。
洗顔後はタオルで水分を拭き取る
洗顔後は、速やかにタオルで水分を拭き取ってください。グルーは長時間塗れた状態が続くと劣化の原因となるためです。
なお、タオルで拭き取る際もゴシゴシとこすらず、上から優しく抑えるようにして水分をタオルに吸収させましょう。
クレンジングをしていい時間の注意点
ここまで、クレンジングの方法について解説しました。
それに加えて、マツエクの施術当日の場合はクレンジングの時間についても注意が必要です。マツエクの施術を受けたあとは、5~6時間ほどはクレンジングを控えてください。
マツエクのグルー表面が硬化するまで最低でも5~6時間ほどかかるためです。この間は、クレンジングだけでなく洗顔や入浴などマツエクを水で濡らす行為はすべてできません。
なお、グルーを5~6時間しっかり自然乾燥させてからであれば、いつクレンジングをしても大丈夫です。
クレンジング剤の選び方のポイント
マツエク中は、クレンジングの方法だけでなくクレンジング剤そのものの選び方も重要です。正しい方法でクレンジングを行っても、マツエクに不適切なクレンジング剤を使用しては意味がありません。
基本的には、マツエク中はオイルフリーのクレンジング剤を使用しましょう。マツエクのグルーの成分が油分に弱く、劣化が早まるためです。
オイルフリーのクレンジング剤とは、オイルクレンジングやクレンジングバームなど主成分が油分でないのもので、ジェルクレンジングやウォータークレンジングなどが代表的です。
ただし、主成分が油分であってもパッケージに「マツエク対応」「マツエクOK」などの表記があれば使用しても問題ありません。
マツエクにおすすめのクレンジングをまとめた記事がありますので、実際にクレンジングの購入をお考えの方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
本記事では、マツエク中のクレンジングの方法について詳しく解説してきました。
マツエクの上からアイメイクをしている場合、化粧を落とすことは毎日の日課です。
正しくクレンジングを行うことでマツエクの持ちは良くなりますので、本記事をぜひ参考になさってください。