結婚式のマツエクについて完全解説|プレ花嫁さん必見!

結婚式のマツエク

結婚式のまつ毛メイクに、マツエクをお考えの方は多いかと思います。

結婚式は一生に一度の大切なイベントですから、マツエクに関してもしっかりリサーチを重ねて、後悔なく準備を進めたいですよね。

[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2021/11/komarigao-2.jpg”]結婚式のためのマツエクで、何か注意点はある?[/say]
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/egao-1.jpg”]いつもはマスカラだけど、結婚式だけマツエクをつけたい![/say]
[say name=”お客様” img=”https://eyelash-press.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/egao-4.jpg”]ブライダルにおすすめの本数や、つけるタイミングを知りたい![/say]

本記事ではこのようにお悩みのプレ花嫁さんに向けて、結婚式のマツエクについて詳しく解説していきます。

なお、筆者は2012年よりアイリストとして数多くの花嫁さんにマツエクを施術してきました。その経験をもとに本記事を執筆しておりますので、結婚式を控えている方はぜひ参考になさってください。



目次

結婚式にはマツエクがおすすめ!

まつ毛のメイクにはマツエク以外にも、ビューラー、まつ毛パーマ、パリジェンヌなどで自まつ毛を上げてから、マスカラを塗る方法もあります。

しかし、結婚式でおすすめなのは“マツエク”です。

普段はまつ毛パーマ派の方が結婚式だけマツエクに切り替える場合もありますし、結婚式を機にマツエクデビューされるお客様もいらっしゃいます。

結婚式にマツエクがおすすめな理由

結婚式にマツエクがおすすめなのは、以下3つの理由です。

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  • しっかりボリュームが出る
  • デザインが自由自在
  • 涙でパンダ目にならない

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結婚式では、会場やドレスの雰囲気に負けない華やかブライダルメイクを施すため、まつ毛のボリューム感も普段より華やかにしたほうが全体のバランスが整います。

マツエクの場合、人工毛の太さ・長さ・カールを自由に組み合わせることができるので、マスカラでは出せないボリューム感やデザインを叶えることが可能です。

また、マツエクはマスカラ不要なので、泣いたり笑ったりしても崩れる心配がありません。

一方、ビューラー、まつ毛パーマ、パリジェンヌなどの場合はマスカラを塗る必要があるため、メイクが滲んでしまうケースがあります。

マツエクとまつ毛パーマどちらが結婚式におすすめか詳しくまとめた記事もありますので、気になる方はわせてご覧ください。

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結婚式のマツエクでよくある後悔

マツエクは結婚式におすすめではあるものの、一定数の失敗やリスクが存在するため注意が必要です。

ただし、マツエクの施術を受け慣れている方の場合、いつも通りに施術を受ければとくに問題ないでしょう。

とはいえ、あまりマツエクをつける習慣がない方や初めてマツエクをつける方も、大事な結婚式での失敗や後悔は避けたいですよね。

そこでまずは、よくあるトラブルと対処法をご紹介いたします。

結婚式直前にグルーアレルギーが出た

マツエクのグルー(接着剤)によって、アレルギー反応を起こしてしまう方がいらっしゃいます。

アレルギー反応が起きることはごく稀なことではありますが、施術の翌日以降に痒み赤み腫れが出る場合があります。

使用するグルーはアイラッシュサロンによって異なるため、いままでアレルギー反応が起きたことがない方でも、初めて行ったアイラッシュサロンで起こる場合もあります。

そのため、少しでもリスクを減らすためには以下のような対策を行いましょう。

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  • いつもと違うアイラッシュサロンには行かない
  • 本番の前に最低1回以上マツエクを経験しておく

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いつもと違うアイラッシュサロンには行かない

「結婚式だけ気分転換でいつもと違うアイラッシュサロンに行こう」とお考えの方は、注意が必要です。

アイラッシュサロンによって使用しているグルーが異なるので、初めて行くアイラッシュサロンでいきなり本番用のマツエクをつけることで、グルーアレルギーが起こる可能性があります。

本番の前に最低1回以上マツエクを経験しておく

また、マツエク自体が初めての方や、結婚式を機にアイラッシュサロンを変えたい方などは、本番用のマツエクをつける前に1回以上はお試しで施術を受けてみることをおすすめします。

アレルギー反応が起きなければ、そのアイラッシュサロンで本番用のマツエクをつけてもらいましょう。

なお、万が一アレルギー反応が起きた場合は、べつのアイラッシュサロンでもう一度試してみるか、マツエク以外の選択肢(ビューラー、まつ毛パーマなど)を検討する必要が出てきます。

本番用につけたマツエクが似合わなかった

結婚式のマツエクは、普段づかいのデザインよりも少し華やかにすることが一般的です。

しかし、初めてのマツエクや慣れないデザインの場合は「思ったよりも派手すぎた」「ぜんぜん似合わない」といった失敗が起きるケースもあります。

[say]もしも本番直前につけたマツエクが似合わなかったら、悲惨ですよね…[/say]

マツエクのデザインは、太さ・長さ・カールの組み合わせによって自由自在であるがゆえ、たった1回の施術では完璧なデザインに仕上がらない可能性があります。

こういったトラブルを回避するためには、以下のような対策が必要です。

[list class=”li-check li-mainbdr main-c-before”]

  • 本番前からデザインの微調整を行っていく
  • 相性の良い担当者を指名し続ける

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本番前からデザインの微調整を行っていく

マツエクに通い慣れている方であっても「前回よりも1mm長くしたい」「前回よりもカールを少し下げたい」といったデザインの微調整を行いながら、理想のデザインに近づけていきます。

ですから、本番用のマツエクを突然つけるのではなく、何度か施術を繰り返し、その都度デザインの調整を行うことをおすすめします。

相性の良い担当者を指名し続ける

施術者(アイリスト)との相性の良し悪しもあるので、毎回スタッフを変えていると本番用のマツエクで相性の悪いアイリストに当たる可能性もあります。

そのため、気に入ったアイリストがいる場合は、お試しから本番まで指名することをおすすめします。

マツエクの結婚式前のスケジュール

マツエクの状態がベストなタイミングで結婚式を迎えるためには、スケジュールの管理が大切です。

しかし、たまにしかアイラッシュサロンに行かない方や、初めてアイラッシュサロンに行く方は、どのようなスケジュールを立てれば良いのかいまいち分からないですよね。

そこで次は、どれくらい前から準備を開始し、何日前に本番用のマツエクをつければいいのか、詳しいスケジュール感について解説してきます。

結婚式の1ヶ月~3ヶ月前

結婚式に向けて、できれば3ヶ月ほど前から動き出すのが理想です。

マツエクの持ちはおよそ1ヶ月ほどなので、3ヶ月前に準備を始めれば本番前に3回ほどマツエクを試すことができます。

2ヶ月前なら2回、1ヶ月前なら1回、という風に準備が遅れるほど事前に試せる回数は減っていきます。

[say]納得のいくデザインを追求するなら、できるだけ早めに動き出すのがおすすめです![/say]

中には、結婚式まで1ヶ月を切っている方もいらっしゃるかもしれませんが、できれば1回くらい本番前につけてみることをおすすめします。

アイラッシュサロンを探す

まずはじめに、本番用のマツエクをつけるアイラッシュサロンを予約サイト(Hotppeperbeutyなど)で探しましょう。

地域や価格などから、通いやすそうなアイラッシュサロンをいくつかピックアップします。

そして、口コミなどを参考にして最終的に行きたいアイラッシュサロンを決定したら、予約を入れましょう。

予約の際に「ブライダル用であること」「挙式は何ヶ月後にあるのか」といったことを伝えておくと、施術当日のカウンセリングがスムーズに進みます。

アイラッシュサロンに通う

本番まで何回かアイラッシュサロンに通い、この間にデザインを決めたりマツエクの取り扱いに慣れたりします。

なお、結婚式用の華やかなマツエクを、数ヶ月前から普段づかいでつけるのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、「この形のまま結婚式では本数を1.5倍にする」「この本数のまま結婚式では全体的に2mm長くする」といった具合に結婚式につけるデザインを決めつつ、本番までは少し控えめにつけておきましょう。

すると、結婚式でつけるマツエクとのイメージの乖離(かいり)が生まれにくく、かつ日常生活にも支障が出ません。

結婚式の前日~1週間前

本番用のマツエクは、できるだけ結婚式の直前につけることをおすすめします。

マツエクは施術直後が一番キレイな状態で、その後、毎日少しずつ劣化していくためです。

できれば前日の施術が望ましいですが、お仕事の都合などで直前の施術が難しい方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、長くても結婚式の日取りから1週間以上は空かないようにしましょう。

[memo title=”マツエクとエステの順番”]
結婚式の準備はマツエクだけではありませんよね。フェイシャルエステやブライダルシェービング(お顔剃り)などを行う場合は、これらのエステ類を先に行いましょう。エステで使用するオイルやスチーム、うつ伏せの姿勢などでマツエクが劣化するためです。エステ類が完了したあとで、結婚式用のマツエクを装着しましょう。
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結婚式におすすめのマツエクの本数

結婚式のマツエクは、どれくらいの本数をつければいいのか分からない方も多いかと思います。

また、一口に“結婚式”と言っても、規模感やシチュエーションは様々です。

そこで次は、結婚式にどのくらいマツエクの本数をつければいいのか解説していきます。

大きな会場で結婚式を行う場合

ホテルウェディングや大規模な結婚式場の場合、マツエクの本数は160本以上がおすすめです。

会場が大きい場合、新郎新婦とゲストとの距離が少し遠いことが想定されます。また、ゲスト側もしっかりドレスアップしている可能性が高いです。

そのため、遠くからでも新婦さんのお顔がハッキリ見え、かつ主役がしっかりと目立つような、華やかなブライダルメイクのほうが良いでしょう。

華やかなブライダルメイクとの相性を考えると、まつ毛のボリューム感も多めのほうが全体のバランスが取れます。

小規模のパーティー形式で行う場合

レストランウェディングや小規模な結婚式の場合、マツエクの本数は140本~160本程度がおすすめです。

新郎新婦とゲストとの距離も近く、参列者の装いもややカジュアルなことが予想されます。

そのため、派手にしすぎず普段より少し華やかな程度に抑えるほうが、場の雰囲気にマッチする可能性があります。

前撮り(フォトウェディング)の場合

前撮りでは、140本~160本くらいの本数がおすすめです。

お写真を撮る時は、自然光やライトなどでお顔が照らされます。そのため、メイクの色が飛びがちで、少し薄く見える可能性があります。

そのため、結婚式と同様に普段よりも少し濃いめのメイクにする必要があります。

和装(白無垢・色打掛など)の場合

和装の場合は、本数よりもカール感の選定が重要です。

お人形のように強いカールは洋風なドレスによく合いますが、しっとりと落ち着いた雰囲気の和装には合いません。

和装に合うマツエクにするためには、カールを少し下げて、伏し目がちにするのがポイントです。

カールを下げることでボリューム感の減少が気になるようであれば、本数を少し多めにすると良いでしょう。

結婚式におすすめのマツエクの種類

マツエクにはいくつか種類がありますが、どれを選ぶかによって、仕上がりや結婚式当日の過ごしやすさも変わってきます。

そこで次は、おすすめのマツエクの種類について解説していきます。

結婚式におすすめな毛質やメニュー

結婚式におすすめなのは「フラットラッシュ」と「ボリュームラッシュ」です。

フラットラッシュ

フラットラッシュはマツエクの中で最も柔らかく軽量なので、ボリューミーに仕上げた場合もつけ心地が軽やかで、結婚式中もマツエク特有のストレスを感じにくいでしょう。

また、毛先までしっかりボリュームが出るので、華やかに仕上げたい結婚式にはとくにおすすめです。

ボリュームラッシュ

ボリュームラッシュは、極細のマツエクを束状にして装着していくマツエクです。

根本から毛先にかけてセパレートさせて装着するので、根本は黒々とした濃さが出て、毛先のほうはフサフサとした繊細な仕上がりになります。

デザインはドレスや会場の雰囲気に合わせよう

どのマツエクの種類を選んだ場合も、デザインは自由自在に変えることができます。

大人っぽい雰囲気の会場やドレスを選択している場合は、マツエクも大人っぽいデザインにすると全体の雰囲気にまとまりが出ます。

逆に、可愛らしい雰囲気の会場やドレスを選択している場合は、マツエクもキュートなデザインにするのがおすすめです。

マツエクのデザインを決める際は、結婚式の雰囲気に合わせて決めましょう。

結婚式には下まつ毛のマツエクもおすすめ

マツエクは、下まつ毛に装着することも可能です。

下まつ毛のマツエクは取れるのが早いので、普段づかいする方は少数派ですが、結婚式ではとくに人気のメニューです。

下まつ毛にマスカラを塗った場合、上まつ毛よりも涙などでにじみやすく、パンダ目になるリスクが高くなります。

マツエクを下まつ毛につけてしまえばマスカラが不要なので、結婚式だけ特別に装着される花嫁さんは結構多くいらっしゃいます。

結婚式のマツエクを長持ちさせるポイント

せっかく結婚式用のマツエクをつけたら、本番までできるだけキレイな状態をキープしたいものです。

そこで、マツエクを長持ちさせるポイントについてまとめてみました。

クレンジングの選び方に注意

マツエクのグルーは油分に弱いので、オイルクレンジングを使用しないように注意しましょう。

グルーが油分に触れることで劣化が早まり、マツエクの持ちが悪くなります。

マツエクを装着したら、オイルフリーのジェルクレンジングなどを使用しましょう。

ただし「マツエクOK」「マツエク対応」などと記載がある商品であれば、オイルクレンジングであっても使用可能です。

まつ毛美容液で自まつ毛を育てる

マツエクを装着する土台である自まつ毛を育てることも、マツエクの持ちを良くするためには重要です。

細く痩せた自まつ毛に装着するよりも、しっかりした自まつ毛に装着したほうが、マツエクが安定するためです。

自まつ毛にハリやコシを与えるためには、まつ毛美容液を使用しましょう。

コーティング剤でマツエクを保護する

マツエク専用のコーティング剤を使用するのも、マツエクの持ちを良くするためにはおすすめです。

コーティング剤を使用することで、水分や油分からマツエクのグルーを保護してくれるだけでなく、摩擦や衝撃からも守ってくれます。

まとめ

本記事では、結婚式のマツエクについて詳しく解説してきました。

結婚式のまつ毛メイクにはマツエクがおすすめですが、グルーアレルギーが起きるリスクやデザインが似合わないトラブルも考えられます。

そのため、数ヶ月前から準備をして、何度がマツエクをつけてみましょう。

また、本番用のマツエクはできるだけ結婚式の日取りに近いタイミングでつけるようにしましょう。

この記事を書いた人

歴10年の元アイリスト(美容師免許保有)。都内のアイラッシュサロンにて、これまで述べ10,000件以上のマツエク・まつ毛パーマの施術を行ってきました。自身の知識と経験をもとに、みなさんの「まつ毛のお悩み」を解決できるよう、お役立ち情報を発信しています。

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