「パリジェンヌが人気だけど、マツパも気になる!」
「違いがよく分からなくて、選べない…」
「マツパとパリジェンヌ、私に似合うのはどっち?」
アイラッシュサロンで受けられるパーマ系の施術の中でも、人気が分かれているのが「まつ毛パーマ」と「パリジェンヌラッシュリフト」の2つです。
まつげパーマとパリジェンヌは仕上がりが微妙に異なるため、まぶたの厚み・目の形・好みの雰囲気などに合わせて選択するのがおすすめ。
本記事ではこのように2択で悩まれている方に向けて、まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトの違いをご紹介したあとに、どちらの施術がおすすめかを詳しく解説していきます。
まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトどちらの施術を受けるか決めかねている方は、ぜひ本記事を参考になさってください。
まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトはどっちがいい?
まつ毛パーマ(以下、マツパ)とパリジェンヌラッシュリフト(以下、パリジェンヌ)は、パーマ系のアイラッシュメニューという意味では共通点の多い施術です。
しかし、マツパとパリジェンヌでは仕上がりの雰囲気が異なり、お客様ごとに得られる効果が変わります。
そのため、どちらがおすすめとは一概には言えません。
大切なことは、ご自身に合ったほうのメニューを選ぶことです。
まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトの比較
マツパとパリジェンヌを比較したときに、施術内容や仕上がりで異なる部分を一覧表にしてみました。
詳しくはこのあと両者の特徴をもとに解説しますが、マツパとパリジェンヌは同じパーマ系の施術であるにも関わらず、いくつも違いがあることが分かりますね。
項目 | パリジェンヌラッシュリフト | まつ毛パーマ |
---|---|---|
自まつ毛が長く見えるか? | 最大限に長く見える | 短く見える場合がある |
自まつ毛が傷みにくいか? | 傷みづらい薬剤を使用 | 傷む場合もある |
想像通りの仕上がりになるか? | 立ち上がり個人差がある | カール感を調整できる |
カールデザインが選べるか? | ロッドは一種類のみ | デザインを選べる |
マツエクと併用できるか? | マツエクとの併用が可能 | マツエクとの併用はできない |
方向が乱れにくいか? | 方向の乱れは少ない | バラバラと方向が乱れる |
まつ毛パーマの特徴
まずは、パリジェンヌにはないマツパの特徴を確認していきましょう。
マツパには、以下のような特徴があります。
- 中間から毛先まで自まつ毛全体をカールさせる
- 丸みをおびたくるんとした可愛らしい仕上り
- 目の形状による仕上りの個人差が少ない
- 自まつ毛の巻きによって自まつ毛が短く見えやすい
- 自まつ毛が生え変わるまでマツエクをつけれない
- 取れかけは自まつ毛の方向が左右に乱れやすい
- ロッドが選べてカールのデザインが豊富
マツパは、自まつ毛全体にカールをかけていく施術のため、くるんとしたキュートなお目元に仕上りやすいです。
まつ毛パーマにはビューラー式とロッド式がありますが、とくにロッド式の場合は様々なロッドの形や大きさがあり、お好みのカールの強さを選ぶことができます。
マツパでは根本の立ち上がりが仕上りに影響しにくいので、パリジェンヌのように「上がらなかった」「上がりすぎた」といった失敗が起こりにくく、一重や奥二重などパリジェンヌが上がりにくい方であっても思い通りの仕上りになりやすいメリットがあります。
ただし、カールがあるぶん自まつ毛が短く見え、取れかけのバラバラとした乱れが気になることがあります。
まつ毛パーマのバラつきは、コーティング剤を使用することで抑えることができます。ブラシタイプでまつ毛の方向をキレイに整えられるコーティング剤を1本持っておくと、重宝するでしょう。
また、自まつ毛全体がカールしているとマツエクを装着することはできないため、マツエクを装着したい場合はマツパは完全になくなる3ヵ月~4ヵ月ほどの期間を空ける必要があります。
まつ毛パーマの種類についてまとめた記事がありますので、よろしければ参考になさってください。
パリジェンヌラッシュリフトの特徴
次に、マツパにはないパリジェンヌの特徴を確認していきましょう。
パリジェンヌには、以下のような特徴があります。
- 自まつ毛の根本のみを80°立ち上げる
- 根本からの立ち上げるため自まつ毛が長く見える
- セッティング剤の使用で自まつ毛が傷みにくい
- まぶたのリフトアップ効果がある
- 自まつ毛の立ち上がりで瞳に光が入りやすい
- 上がらないor上がりすぎることがある
- パリジェンヌ施術後にマツエクの併用が可能
- ロッドの種類を選べない(1種類のみ)
パリジェンヌは指定の薬剤(化粧品登録のセッティング剤)を使用するため、自まつ毛の傷みがとても少ないことが特徴です。また、自まつ毛を根本から80°立ち上げていくため、まぶたがグッと持ち上がり、リフトアップする効果があります。また、自まつ毛が根本から立ち上がることで、瞳の影にならず光が入りやすくなることも特徴です。
デメリットとしては、根本のみの施術であるため、一重や奥二重の方がパリジェンヌをかけた場合に、まぶたの皮膚が自まつ毛の根本を押してしまうことで上がりが弱くなることがあります。反対に、もともと自まつ毛が上向きに生えている方の場合は、パリジェンヌが上がりすぎる場合もあります。
なお、パリジェンヌでは自まつ毛の中間から毛先にかけては真っ直ぐストレートなままなので、自まつ毛が最大限に長く見える効果があります。自まつ毛がストレートであればマツエクをつけるための接着面も確保できるため、パリジェンヌとマツエクとの併用も可能です。
ちなみに、パリジェンヌの持ちは1ヵ月~1ヵ月半くらいです。
まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトどっちがいい?
マツパとパリジェンヌそれぞれの特徴が分かっても、結局のところ、「自分にどっちのメニューが合うのか分からない……」という方も多いかと思います。
そこで、マツパとパリジェンヌどちらがおすすめか、お目元のタイプや好みの仕上りに応じて解説していきますので、ご自分のお目元の特徴と照らし合わせながらご覧ください。
まつ毛パーマのほうがおすすめの人
マツパがおすすめの人は、以下のような人です。
- キレイ系より可愛い系の目元にしたい人
- 希望するカール感を選びたい人
- しばらくマツエクを付ける予定はない人
- まつ毛美容液を使って自まつ毛をケアできる人
3~4ヵ月ほど経たないとマツパは完全にはなくならないので、マツエクを併用する予定がしならくない方にマツパはおすすめです。
また、マツパではロッドの種類が選べるため、一重や奥二重でパリジェンヌが上がらなかった方や、パッチリ二重で上がりすぎてしまった方も、目元に合わせてカールを自在に選ぶことが可能です。
とくに、くるんとした可愛らしい仕上りがお好みの方にマツパはおすすめです。
また、マツパは使用する薬剤によっては自まつ毛が傷む可能性があるため、まつ毛美容液を使用して自まつ毛をケアする必要があります。
まつ毛美容液は商品によって良し悪しに差があるので、評判の良いまつ毛美容液を使うことがポイントです。
パリジェンヌラッシュリフトのほうがおすすめの人
パリジェンヌがおすすめの人は、以下のような人です。
- 自まつ毛の傷みをできるだけ減らしたい人
- 自まつ毛をできるだけ長く見せたい人
- マツエクを上から付ける可能性がある人
- 上がらないor上がりすぎを許容できる人
パリジェンヌはマツパよりも自まつ毛の傷みが少ないため、まつ育をしたい方にピッタリです。
また、まつ毛がスッと上に立ち上がり長さが強調されるため、キレイ目な仕上りが好みの方におすすめです。
今後マツエクを付ける予定がある場合も、パリジェンヌであれば併用可能です。
ただし、パリジェンヌではロッドの種類を選べないため、人によっては上がらなかったり上がりすぎたりといった仕上りの個人差が出る可能性があります。
万が一、理想の仕上りにならなかった場合も、許容する必要があります。
分からなければプロに相談しよう
自分の目元や自まつ毛がマツパに適しているのか、パリジェンヌに適しているのか、ご自分では判断できない方も多いかと思います。
その場合は、実際に目元をプロに見てもらい、どちらがより目元がキレイに見えるか相談をしましょう。
混雑具合によっては予約後の急なメニュー変更ができない場合もあるので、予約の際は「当日に相談して決めたい」といった旨を事前に伝えておくことをおすすめします。
まつ毛パーマとパリジェンヌに関するまとめ
本記事では、まつ毛パーマとパリジェンヌラッシュリフトの違いや、どちらがおすすめかを解説してきました。
パリジェンヌもマツパも、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
そのため、ご自身に合うほうのメニューを選ぶことが大切です。
本記事を参考にしていただき、よりお目元が映えそうなメニューの施術を受けるようにしてください。
ご自身で判断は付かない場合は、施術を受けるアイラッシュサロンのアイリストに相談をし、実際に目元を見てもらってからアドバイスを受けましょう。