まつ毛パーマは、人気のアイラッシュメニューの一つです。
とはいえ、数年前までは人気が下火の状態だったこともあり、どんな施術かよく分からない方もいらっしゃるかと思います。
「まつ毛パーマの施術が気になっている!」
「そもそも、まつ毛パーマって何?」
「まつ毛パーマの基本情報を知って施術を検討したい!」
本記事ではこのようにお悩みの方に向けて、まつ毛パーマの基礎知識を分かりやすく解説していきます。
まつ毛パーマについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
まつ毛パーマとは
まつ毛パーマとは、まつ毛専用の薬剤とロッドと呼ばれる型を使用して、自まつ毛にカールをつける美容施術です。
なお、まつ毛パーマは「まつ毛カール」と呼ばれたり、「マツパ」と略されたりすることもあります。
まつ毛パーマがかかっている間は、まつ毛のカールが常にキープされた状態が続き、水で濡らしても下がることはありません。
まつ毛パーマのメリット・デメリット
まつ毛のメイクはまつ毛パーマだけでなく、「マツエク」や「ビューラー・マスカラ」などもあります。
これらと比較してまつ毛パーマにどのようなメリット・デメリットがあるのか、確認していきましょう。
まつ毛パーマのメリット | まつ毛パーマのデメリット |
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カールが持続し、ビューラーの手間が省け、スッピンでも目元が華やぐ | マツエクのように自まつ毛以上のボリュームや長さが出ない |
人工毛でボリュームを出すマツエクよりも、自然にに仕上がる | 頻繁にかけすぎると、薬剤によって自まつ毛が傷むことがある |
油分に弱いマツエクと違い、クレンジング剤を自由に選べる | ビューラー・マスカラと違い、アイラッシュサロンに通うコストがかかる |
まつ毛パーマの持ち
まつ毛パーマの持ちは、およそ1ヶ月ほどです。
かけた直後が1番上った状態で、その後すこしずつ下がってきます。
まつ毛パーマが下がるのは、自まつ毛が伸びてもとのストレートな状態に生え変わるためです。
ただし、まつ毛の毛周期は人によって異なるため、早めに下がる人もいれば、長持ちする人もいます。
まつ毛パーマの頻度
まつ毛パーマをかける頻度は、およそ1ヶ月に1回ほどです。
カールの下がりが気になってきたタイミングで、かけ直しを行います。
薬剤を使用していく性質上、あまり早いペースでかけ直しを行うと自まつ毛のダメージに繋がります。
そのため最低でも、3週間に1回ほどまでに留めておく必要があります。
まつ毛パーマの料金
まつ毛パーマの料金は、3,000円~8,000円ほどが相場です。
お店によって料金に幅がありますが、施術の内容に大きな違いはありません。
値段が変わる理由の多くは、まつ毛パーマの種類や使用している薬剤・器具が異なるためです。
まつ毛パーマの時間
まつ毛パーマにかかる時間は、1時間前後です。
ただし、施術そのものは30分~45分ほどで完了する場合がほとんどです。
カウンセリングなどすべて含めると、通常1時間くらいはかかるケースが多いです。
まつ毛パーマの種類
まつ毛パーマには、「ロッド式」「ビューラー式」と呼ばれる2種類の施術方法があります。
現在の主流となっているのは、ロッド式です。
また、ロッド式のまつ毛パーマはデザインが豊富で、通常のまつ毛パーマの場合はまつ毛全体にくるんとしたカールがつきます。
一方、まつ毛の根本のみを立ち上げるまつ毛パーマを「ラッシュリフト(次世代まつ毛パーマ)」と呼び、代表的なものには「パリジェンヌラッシュリフト」があります。
まつ毛パーマのできる場所
まつ毛パーマは、まつ毛パーマの専門店か、マツエクなどを行うアイラッシュサロン(マツエクサロン)で施術を受けることができます。
どちらで施術を受けても内容はほとんど同じではありますが、まつ毛パーマの専門店のほうが施術料金が若干安めの傾向にあります。
なお、アイラッシュサロンの場合はロッドのバリエーションに差があることがあります。
また、マツエクがメインのアイラッシュサロンの場合は、まつ毛パーマにあまり力をいれていない場合もありますので、選ぶ際は注意しましょう。
まつ毛パーマの安全性
まつ毛パーマに使用する薬剤は、化粧品登録された安全性の高いものの使用が義務付けられています。
また、薬剤を塗布する量や位置に誤りがなければ、薬剤そのものが目に入ることはありません。
ただし、まつ毛パーマをかける際に、まぶたのキワの粘膜が露出した状態が30分ほど続きます。
そのため、乾燥や薬剤の揮発などによって涙が出たり、目が充血することがあります。
まとめ
本記事では、まつ毛パーマに関する基本的な内容を解説してきました。
まつ毛パーマは、自然な仕上がりや、常にカールがキープされることが魅力です。
まつ毛パーマの施術を受けるか、検討するうえでの参考にしていただけたら幸いです。