パリジェンヌラッシュリフトでよくある後悔|失敗しない対処法も紹介

パリジェンヌラッシュリフト 後悔

「パリジェンヌをかけた人の、よくある後悔はどんなこと?」
「失敗談を参考にして、自分は後悔しないようにしたい!」

パリジェンヌラッシュリフト(以下、パリジェンヌ)をかけて、「後悔した」という口コミを見たり聞いたりした経験がある方も多いかと思います。

そのような方は“よくある後悔”を事前に知っておくことで、ご自分がパリジェンヌをかける際の参考にしたいと考えますよね。

本記事ではこのようにお考えの方に向けて、パリジェンヌでよくある後悔と失敗しないための対策について解説していきます。

これからパリジェンヌをかけるか検討中の方は、ぜひ本記事を参考になさってください。



目次

パリジェンヌラッシュリフトで後悔する人

パリジェンヌは根本からの立ち上げが特徴的な次世代まつ毛パーマの一種で、ほかのまつ毛パーマでは出せない特有のパッチリ感が人気の秘訣です。

そのため、パリジェンヌは多くのアイラッシュサロンが“一押しメニュー”として導入しています。

しかし、実際にパリジェンヌをかけた方々の中には「後悔している」「かけなければよかった」といったネガティブな感想を抱く方もチラホラいらっしゃいます。

というのも、パリジェンヌはお目元の形状自まつ毛の状態によって仕上がりに個人差が現れる特徴があるためです。

このことを知らずに見本のモデル画像のような美しい仕上がりを想像されているお客様が、施術後に後悔してしまうケースがあるのです。

パリジェンヌラッシュリフトで後悔しないために

パリジェンヌの上がり具合は、一重(ひとえ)や奥二重(おくぶたえ)の方とパッチリ二重(ふたえ)の方で異なりますし、自まつ毛の生えている角度によっても変わります。

自まつ毛の長さや太さによっても華やかさが左右されるため、まったく同じ施術方法でも見た目の雰囲気がかなり変わります。

こういった仕上がりの個人差は実際にパリジェンヌをかけてみないと分からない部分もありますが、お目元の形状や自まつ毛の状態によってだいたいの仕上がりの傾向は見えてきます。

パリジェンヌでよくある後悔についてまとめてみましたので、ご自分に当てはまるかどうか確認してみてください。

また、後悔しないための対策も一緒にご紹介していますので、参考になさってください。

よくある後悔その1.「ぜんぜんまつ毛が上がってない」

パリジェンヌの後悔で1番多いのが「自まつ毛が上がらなかった」という失敗です。

これは、一重や奥二重の方やまぶたの脂肪が厚い方の場合に本当によくあるケースで、パリジェンヌの性質上ある程度は仕方のない現象でもあります。

パリジェンヌは自まつ毛の“根本のみ”を立ち上げていく施術であるため、自まつ毛の根本にまぶたが被ってしまうと上から押さえつける力が加わってしまい、まつ毛が上がって見えないのです。

中間から毛先にカールがつく“マツパ”

まつ毛が上がらないことによる後悔を避けるためには、パリジェンヌのような立ち上げ系のパーマではなく、中間から毛先にかけてカールがつく通常のまつ毛パーマ(以下、マツパ)を施術することをおすすめします。

マツパの場合は、根本の立ち上がりよりも中間から毛先にかけてのカールの効果が大きいので、自まつ毛の根本にまぶたが被っても仕上がりに大きな影響がありません。

なお、パリジェンヌが上がりづらいのは、一重や奥二重の方、まぶたの脂肪が厚い方など、目を開けた時に自まつ毛の根本にまぶたが被さる方です。当てはまりそうな方は、パリジェンヌではなくマツパの施術も検討してみてください。

よくある後悔その2.「パッチリ上がりすぎて逆に不自然」

まつ毛が上がりすぎて、想像よりも「派手に仕上がりすぎた」という失敗もあります。

これは、先ほどご紹介した上がらないケースとは反対に、まつ毛の根元にまぶたがまったく被らない場合や、二重でまぶたが内側に織り込まれることによって自まつ毛の生える角度が上向きになっている場合などに起こりやすい現象です。

とくに目が大きい方の場合は、かなり派手に仕上がるケースもあります。

ほどよくナチュラルな仕上がりをパリジェンヌに期待していた方は、派手な仕上がりに後悔されることもあります。

立ち上げすぎない“ラッシュリフト”

パリジェンヌはロッドが1種類で根本からの立ち上げが80°と決まっているため、上がりすぎてしまう場合は根本の立ち上がりを弱める必要があります。

上がらない場合と同様に、通常のマツパであれば根本から立ち上がらないので、上がりすぎて派手になりすぎるのを避けることができます。

また、パリジェンヌ以外のラッシュリフトを導入しているサロンの場合は、根本の立ち上がりを控えめにしつつ中間から毛先に少しだけカールがつくようなロッドが用意されている場合もあります。

その場合、マツパとパリジェンヌの中間のような仕上がりにできる場合もあります。

よくある後悔その3.「仕上がりが物足りない」

思ったよりも仕上がりが地味で「物足りない」という後悔も多いです。

とくに、いままでマツエクをつけていた方の場合は人工毛のボリューム感に慣れているため、自まつ毛の短さや細さに驚かれる方も珍しくありません。

また、よくあるパリジェンヌの見本画像は自まつ毛の長いモデルさんの場合が多いので、ご自分のまつ毛の長さと比較してギャップを感じてしまうケースもあります。

ボリュームをプラスしたいなら“マツエク”

マツエクのようにしっかりしたボリューム感が欲しい場合、どうしても自まつ毛だけでは限界があります。

パリジェンヌであれば上からマツエクを装着することができるので、マツエクで濃さや長さを追加しましょう。

なお、パリジェンヌとマツエクの併用メニューは「パリエク」と呼ばれます。

パリエクの場合、自まつ毛が立ち上がったところにマツエクをつけるため、カールを1段階下げるなどの工夫が必要です。

自まつ毛で勝負したいなら“まつ育”

パリジェンヌをかける方の中には、マツエク特有の人口的な感じを卒業されてい方も多いですよね。

その場合、物足りなさを解消するためには自まつ毛を育てるしかありません。

まつ毛美容液でしっかりとケアし、自まつ毛にハリやコシを与えましょう。

パリジェンヌラッシュリフトでよくある後悔まとめ

本記事では、パリジェンヌラッシュリフトでよくある後悔とその対処法について詳しく解説してきました。

パリジェンヌは人気の施術ではありますが、仕上がりには個人差が出ます。

人によっては「上がらない」「上がりすぎ」「物足りない」といった後悔を感じるケースもありますので、ご自身にも当てはまりそうかぜひ参考になさってください。

また、大切なことはご自分のお目元と相性の良い施術を受けることですので、一緒に紹介した対処法も検討してみてくださいね。

この記事を書いた人

歴10年の元アイリスト(美容師免許保有)。都内のアイラッシュサロンにて、これまで述べ10,000件以上のマツエク・まつ毛パーマの施術を行ってきました。自身の知識と経験をもとに、みなさんの「まつ毛のお悩み」を解決できるよう、お役立ち情報を発信しています。

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