「結婚式でパリジェンヌをかけたい!」
「何日前に施術を受ければいいの?」
「なにか気をつけることはある?」
結婚式のために、パリジェンヌラッシュリフト(以下、パリジェンヌ)をかけようとお考えのプレ花嫁さんは多いかと思います。
とはいえ、はじめてパリジェンヌをかける方の場合、何日くらい前にかければいいのかよく分からないですよね。
本記事では、結婚式にパリジェンヌをお考えの方に向けて、パリジェンヌをかける日程や事前の準備期間などについて詳しく解説していきます。
なお、本記事はパリジェンヌラッシュリフトの施術や花嫁さんへのカウンセリング経験豊富な元アイリストが執筆しています。
結婚式におけるパリジェンヌのスケジュール感について知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
パリジェンヌは結婚式の何日前にかけるのがベスト?
結婚式のパリジェンヌは、挙式の2~3日前にかけるのがベストです。
このタイミングでの施術が、パリジェンヌ自体の仕上がりやお肌のコンディションを考えたときに、もっともリスクが少ない日程になります。
ただし、休日の兼ね合いでタイミングよく2~3日前にかけられない方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、できれば前日の施術だけは避け、4日前、5日前など、できるだけ本番当日に近い日程で施術を受けるようにしましょう。
パリジェンヌはかけたてが1番キレイな状態
自まつ毛は髪の毛と同じように毎日の代謝で生え変わっており、パリジェンヌは自まつ毛の生え変わりとともに少しずつ劣化していきます。
自まつ毛が伸びるごとに、ちょっとずつ方向の乱れやカールのゆるみなどが起こります。
パリジェンヌの施術日から結婚式まで期間が空きすぎてしまうと、かけたての美しい状態が損なわれます。
そのため、できるだけ結婚式に近い日程でパリジェンヌの施術を受けるようにしましょう。
結婚式当日にお肌がデリケートになるのを防ぐ
パリジェンヌは結婚式に近い日程での施術がおすすめですが、結婚式直前(前日)の施術には注意が必要です。
パリジェンヌは施術の性質上、使用する薬剤が直接まぶたの皮膚に付着してしまう場面があります。
薬剤の刺激や拭き取り時の摩擦によって、パリジェンヌ施術直後はお肌がデリケートな状態になっています。
万が一、赤みなどが出た場合は、お肌を少し休ませる時間も必要です。
そのため、当日はもちろん前日の施術もできれば避け、2日前や3日前に施術を受けるようにしましょう。
ブライダルエステとの順番はどっちが先?
お顔に対して行う「フェイシャルエステ」や「ブライダルシェービング」といったブライダルエステは、マツエクの天敵であるオイルがまつ毛に付着する可能性があるため、順番を指定されることがあります。
そのため、パリジェンヌの施術においてもブライダルエステとの順番を気にされている方も多いかと思います。
ですが、パリジェンヌの場合はオイルの付着でカールが取れてしまう可能性は極めて低いので、パリジェンヌをかけた後にブライダルエステの施術を受けてもとくに問題ありません。
つまり、ブライダルエステとパリジェンヌの順番は、どちらが先でもOKです。
同じ日にどっちも施術するのはNG
ただし、ブライダルエステとパリジェンヌを同じ日に施術するのは避けましょう。
ブライダルエステを受けた直後は、自まつ毛に大量の油分などが付着している可能性があります。
ブライダルエステと同じ日にパリジェンヌの施術を受けると、油分によって薬剤の浸透が悪くなり、仕上がりに悪影響が出る可能性があります。
また、パリジェンヌの施術後はしばらく水で濡らせない時間が続くので、パリジェンヌの施術後に(同じ日に)ブライダルエステの施術を受けることも避けるべきです。
パリジェンヌは2~3ヶ月前の準備がおすすめ
パリジェンヌは、結婚式の2~3日前にかけるのが1番おすすめです。
ただし、まだ一度もパリジェンヌの施術を受けたことがない方であれば、最低でも2~3ヶ月ほど前からアイラッシュサロンに通い始めるようにしましょう。
初めてのパリジェンヌを結婚式の直前にかけてしまうと、想定外の仕上がりに「失敗した…!」と後悔される方もいらっしゃいます。
パリジェンヌが合わなかった場合のリスクヘッジ
パリジェンヌは人気のメニューではありますが、すべての人のお目元に適した施術ではありません。
というのも、パリジェンヌはまぶたの厚みや二重幅などによって「上がらなかった」「上がりすぎた」といった仕上がりの個人差が出やすい特徴があるためです。
SNSや予約サイトの見本画像でよく見るキレイな仕上がりは、あくまでもパリジェンヌの成功例です。
万が一、結婚式の直前にかけたパリジェンヌが理想の仕上がりにならなかった場合、その状態で本番を迎えることになってしまいます。
そのような悲しい出来事を避けるためには、本番よりも数ヶ月前にパリジェンヌをかけてみて、似合うかどうか試してみる必要があります。
パリジェンヌがご自身のお目元に合わないと数ヶ月前に分かれば、ほかの種類のまつ毛パーマ(以下、マツパ)やマツエクの案内を受けることができますので、嫌な思いをせずに結婚式を迎えることができますよ。
結婚式当日まで自まつ毛を育てる期間を設ける
パリジェンヌを含むマツパは、自まつ毛を活かしたアイラッシュメニューです。
初めてパリジェンヌをかける方の場合、ご自身の自まつ毛の短さ、少なさ、細さに驚かれる方もいらっしゃいます。
とくに、モデル画像のような華やかな仕上がりを想像されていた方は「こんな地味に仕上がると思わなかった…!」と、ご自分の自まつ毛との差にショックを受けるケースも珍しくありません。
自まつ毛が長いほどパリジェンヌは華やかに美しく仕上がりますので、結婚式でパリジェンヌをお考えの花嫁さんはまつ毛美容液でのまつ育をおすすめします。
まつ毛美容液の効果が現れるまでは2ヶ月ほどかかるケースも多いので、まつ育したい方はできるだけ早めに使い始めるようにしましょう。
結婚式のパリジェンヌラッシュリフトまとめ
本記事では、結婚式のパリジェンヌを何日前にかけるべきか、事前準備も含めて全体のスケジュール感をご説明しました。
パリジェンヌはかけた直後が1番キレイなので、できるだけ結婚式と近い日程で施術を受けるのがおすすめです。
ただし、直前すぎるとお肌の状態がデリケートになる心配もありますので、できれば2~3日前に施術を受けるようにしましょう。
また、想定外のケースに備えるためにも、2~3ヶ月くらい前にはアイラッシュサロンに通い初めることをおすすめします。